熊本大学を拠点に活動する観光ボランティア団体「Kumarism」。熊本地震をきっかけに発足した学生団体で、地道な取材をもとに観光情報を発信するサイトを運営。私もメンバーの一人として活動しています。撮影、編集、インタビュー、SNS運営、サイト運営の各リーダーに、コンテンツ制作や情報発信する上で心がけている点について、聞く連載。初回は撮影の方法について、Kumarismカメラ班のリーダー・杉本翼さんに聞きました。

「自分の好きなものを撮る」


Kumarismのカメラ班のリーダーを務める杉本さん。日頃から、写真の撮り方について独学で勉強しています。Kumarismの活動でも、カメラ講座を定期的に開催し、写真の撮り方やカメラについての知識をメンバーに共有、レクチャーしています。

サークル活動に関係なく、プライベートでも彼が撮る写真には心を打たれるメンバー多数。その写真は「プロの写真家が撮ったよう」とサークル内で評されています。

カメラ講座の中で杉本さんがよく口にするのが、「好きこそものの上手なれ」。カメラ技術を上げたいなら、まずは自分の好きなものを撮るのがよいといいます。

好きな人の顔。好きな食べ物。好きなペット。「自分の好きなものをきれいに撮りたい」「美味しさや美しさを誰かと共有したい」という気持ちが、カメラの上達に繋がると指摘します。

料理の撮影はスピードが命

また、杉本さんは、飲食店を取材する際、料理はなるべく早くテキパキと撮影することを心がけています。なぜなら、料理は「出来たて」が一番おいしいから。写真だけで料理の良さを伝えようとするのではなく、どんな味で何が感じられる料理なのか、それらを言葉でしっかりと伝えることも怠らないことが、杉本さんの撮影スキルに繋がっているのでしょう。


人物撮影は会話しながら

人物撮影は苦手意識を持つ人も多いようです。杉本さんは、人物撮影のポイントとして、被写体と話しながら撮影することを心がけています。自然な写真を撮ることができ、写真を観た人に人柄がより伝わりやすくなるといいます。その人がどんな人なのか、どんな魅力をもっているのか。杉本さんは、カメラを通して日々、読者に伝わるより良いコンテンツ作りを目指しています。